長崎市教育研究所が実施しております平成31年度長崎市SSW研修会に本センター事業企画委員である宮野澄男客員教授が講師として参加し、下記のプログラムで3回の講義を行いました。長崎市教育研究所では、スクールソーシャルワーカー(以下「SSWr」という)の資質や対応能力の一層の向上を図るため、毎年、SSWr養成校に認定されている本学に指導を依頼されておりますが、今年度は担当学校への本格的なSSWr派遣を控えたこの時期に実施し、より充実したSSWr活用事業を展開したいとのことから4月早々の開催となりました。
SSWrは子ども本人はもとより子どもが置かれている様々な社会環境に働きかけながら、子どもの悩みや課題解決に向けて支援する社会福祉の専門職のことで、長崎市には7名のSSWr(近く1名増員の予定)とスーパーバイザー1名が配置されています。
研修会では、SSWrの方々は熱心に講義に耳を傾けてくださるとともに、講義への質問や課題事例に対するアセスメントの発表など積極的な学びをしてくださいました。ご担当の八重石幸博スーパーバイザーも今回の研修の成果を学校現場で活かしていきたいと申されました。
本センターとしても今回受講されたSSWrの方々が子どもたちやその家族に寄り添ったソーシャルワークを展開できますよう、今後とも協力?支援を続けていきたいと考えております。
期日 | 内容 | |
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第1講 | 平成31年4月3日(水) | ソーシャルワークの倫理と価値 |
第2講 | 平成31年4月10日(水) | ソーシャルワークの実践モデル |
第3講 | 平成30年4月17日(水) | スクールソーシャルワークのミクロ?メゾ?マクロ支援 |