本学では今年度から純心女子高等学校との共修科目「長崎の探究」を開講しています。
この科目の特徴は、長崎の文化や歴史を学び、観光案内を考えることを通して、深く長崎を知ることです。さらに、日本語に加え英語を用いた案内を考えることで、グローバルな視点を持つことを目的とした授業です。開講初年度の今年は31名が受講しました(高校生25名、大学生6名)。
2月1日(木)、江角記念館(長崎市文教町 純心中学校?純心女子高等学校キャンパス内)において、最後の授業が行われました。
今回の授業では長崎国際観光コンベンション協会から講師をお招きし、6つのグループに分かれ、各グループで作成した以下の6つのテーマでの観光案内を模造紙やパワーポイントを使用し発表しました。
?長崎外国人居留地さるく
?もってこーい長崎くんち
?S?S?S(SEASON SWEETS SARUKU)
?長崎のキリスト教史を追って
?音で楽しむ長崎くんち
?長崎から平和ば伝えようで!
発表では日本語での説明と、科目担当者(比較文化学科講師 Simon Hull)を相手に英語で案内の実演を行いました。
英語での実演は、不慣れなこともあり苦慮する場面もありましたが、高校生と大学生が協力し、用意した内容を一生懸命伝えようとする姿が見られました。
この発表のために、テーマとなるお菓子を食べて研究したり、休日にコースを歩いてみたりと、それぞれのグループが高校生、大学生の垣根をこえて協力し合い、学びを進め、達成感を味わったようです。
(総務部広報担当:片岡)