2026.01.26福祉?心理学科

ゼミ活動:三浦ゼミ3年「地域企業と店舗イメージ調査を実施し、結果を報告しました」(2026/1/13)

地域包括支援学科(現 福祉?心理学科)三浦ゼミ3年生が、丸髙商事株式会社様(まるたか生鮮市場)のご協力のもと店舗イメージ調査を行い、その結果を同社へ報告しました。

心理学は、人の意思決定や行動の背景にある「見えない要因」を科学的に分析し、データに基づいた知見を提供できる学問であり、消費者心理、コミュニケーション、組織マネジメント、行動変容など、ビジネスや地域社会に広く活かせる可能性を持っています。一方で、大学での学びが実社会と結びつく機会はまだ十分とは言えず、学生が心理学を社会でどのように活かせるのかを具体的にイメージすることは容易ではありません。

こうした背景から、地域企業との協働を通じて心理学の知見を実際の課題に適用する産学協働型の学修として実施されました。今回の第一弾では、丸髙商事株式会社様にご協力いただき、学生がアンケート項目の設定、フォーム作成、データ収集、分析、図表作成までを担当しました。

報告会には代表3名の学生が訪問し、調査結果や考察の内容を企業担当者の方々へ説明しました。質疑や意見交換も行われ、学生にとって実践的な学びの機会となりました。

最後になりますが、本取り組みにご協力いただいた丸髙商事株式会社様に厚く御礼申し上げます。

報告会に参加した学生の感想

  • まるたか生鮮市場様にご協力いただき実施したアンケート調査の結果報告会に参加し、自分たちが行ってきた研究が、実際に店舗のイメージ改善につながる可能性があることに、大きなやりがいを感じた。発表後には担当の方から、今後必要となる具体的な取り組みについて、お話を聞くことができ、私たちの研究が企業がより良くなっていくためのヒントとなり、お伝えできたことを嬉しく思った。研究を進める中では、調査結果の分析や課題解決策の提案に難しさを感じることも多かったが、私たちにとって身近なものである「スーパー」を題材としたイメージ調査という、とても興味のある研究だったので、達成感を感じながら進めることができた。また、大学で学んでいる心理学が実際の現場で活かされることを、この協働研究を通して実感でき、今後、消費者に対する心理学の知識をもっと深めていきたいと思うきっかけになった。企業と協力して研究を行い、結果を発表するという経験は、普段の授業では得ることができないような学びも多く、とても貴重な体験ができたと思う。
  • まるたか生鮮市場様を題材とした一連の分析調査を通して、統計的なデータから分析を行う力と、それらの分析に活かすことができる心理学的知識の可能性について学ぶことができた。特に、報告の際にまるたか様の方が仰っていた認識と出たデータの共通点や違いについては興味深い部分が多く、データと現場のどちらかだけではわからないことから分析調査の意義や重要さについて再認識することができた。今回の報告では20代が多くを占めており、回答者数も統計的に多いとは言えなかったことに加えて、回答者の属性による回答の変化について深堀りできていない部分もあった。これらの課題を十分に満たして出た結果と今回の結果の違いや、深堀りした内容によって見つかりうる新たな発見についてとても興味を持った。今回あまり深く触れることができなかった心理学的な視点からの考察なども含めて、今後同じような分析調査に関わらせていただく際や自身の卒業論文などで学びを活かしていきたいと感じた。
  • 今回のスーパーマーケットの店舗イメージ調査を通して、1年をかけて学習してきた内容を実践的に活用することができた。本調査を経験したことで、心理学という学問が人の心を理解するだけでなく、マーケティング分野にも深く関わることができる学問であると実感した。調査を行うにあたり、質問内容をどのように設定するかについて特に意識し、回答者が迷わず答えやすい表現になるよう工夫した。また、調査協力者を集めることは想像以上に大変であったが、身近な人に協力を依頼し、回答が集まった際には大きな達成感を得ることができた。さらに、集めたデータを整理し、結果としてまとめる作業にも苦労したが、数値やグラフとして可視化されることで、店舗イメージの特徴や課題を具体的に捉えることができた。本調査を通して得られた結果を基に、今後どのようにストアイメージの向上につなげていけるかを考えることができた点は、大きな学びであった。この経験を通して、調査の計画から分析までの一連の流れを理解することができ、今後の学習や実践に活かしていきたいと考える。

(ゼミ担当:三浦佳代子)