6月1日(土)、社会福祉士国家資格取得に係る「ソーシャルワーク実習」について、『実習プログラム検討会』と『実習指導協議会(事前学習会)』を開催しました。
午前:実習プログラム検討会 - 実習指導者間での情報共有
午前中の実習プログラム検討会では、教員より「基本実習プログラム」の概要に関する説明を行った後、種別ごとに実習指導者の先生方にお集まりいただき、情報共有、情報交換の場を提供させていただきました。時間いっぱいまでどのテーブルでも活発な意見交換が行われていました。
「実習プログラム検討会」開催の経緯
2019年より社会福祉士養成課程において教育内容の見直しが行われ、新たなカリキュラムの元で本学も社会福祉士の養成を行っております。新たなカリキュラムでは、ソーシャルワーク実習の内容についても見直しが行われ、実習時間も180時間から240時間へと充実が図られており、実習機関についても異なる機能を持つ2か所の期間?事業所で実施することとなりました。
これに伴い、実習指導していただく実習指導者の先生方にも、国から通知されているソーシャルワーク実習の「教育に含むべき事項」を実習施設で実施するために、「基本実習プログラム」及び基本実習プログラムを基に「個別実習プログラム」を立案することが求められるようになりました。
本学ではこのような状況を踏まえ、学生が作成した実習計画書指導を行うこれまでの『実習指導協議会(事前学習会』に加えて、実習指導者の先生方を対象とした『実習プログラム検討会』を昨年より開催しています。
午後:実習指導協議会(事前学習会)- 実習指導者による実習計画書の学生指導
また、午後の部では、実習指導者より学生に対して実習計画書指導を行っていただきました。夏期休暇中の実習に向けて、実際に実習の場でどのような学びができるのか、直接指導を受け、学生も実習に向けてのイメージが明確にでき意欲が高まったようです。
実習指導者の中には、本学の卒業生の先生方もたくさんおられ、嬉しい再会となりました。今後も、卒業生の皆さんとともに、長崎県の福祉人材の養成に本学もさらに貢献していきたいと思います。