2023年5月7日 13時半から、「岩手たまごの会」と「NPO法人そーさぽ旭川」と「長崎多職種連携?たまごの会」とのコラボ企画を、Zoomで岩手や旭川の会場と長崎を繋ぐハイブリッド形式で行いました。
これまで長崎たまごの会の趣旨に賛同いただき、「岩手たまごの会」や「そーさぽ旭川」とのコラボ企画をそれぞれ行ってきました。今回のコラボ企画は、その後の活動を各団体が報告し、今後の活動に活かしていくという目的のもと行われました。
参加者は、長崎8名(学生、教員)、岩手21名(学生、教員、現場従事者等)、旭川4名(現場従事者)の計33名と、ゴールデンウィークの最終日ではありましたが多くの人が集いました。
まず、各団体の活動が紹介され、その後、質疑応答や意見交換が行われました。
意見交換の中では、活動する仲間を増やす方法や、メンバーの主体性をどのように育むのか等の議論が行われ、学生のフレッシュなアイディアと現場従事者のこれまでの経験も踏まえた洗練された提案がなされました。
本学の学生たちも日本の各地で困っている人のために専門性を高めたり、仲間とともに学びを深める学生や現場従事者の方々に刺激を受けたようでした。
最後に、長崎県地域生活定着支援センター所長の方よりいただいた激励のメッセージが読まれ、盛況のうちに閉会となりました。
これまでのコラボ企画については、下記にて紹介していますので、ご覧ください。
- 岩手たまごの会とのコラボ企画
/univ/news/20220529_tamago/ - NPO法人そーさぽ旭川とのコラボ企画
/univ/news/20210910_tamago/
文責:長崎多職種連携?たまごの会 顧問 吉田
参加した学生の感想
地域包括支援学科1年 緒方さん
包括的支援に関する学びだけでなく、どのような人間関係を作り上げれば自分の夢に近づくことができるのかについても学ぶことができました。参加してみて理想的な福祉の介入や多職種連携についてまだまだ難しい点が多いことが分かり、それらを打開するための活動や日々学びにする方法を学生主体で探して見つける、魅力的なサークルだと感じました。
また実習指導で教えていただいた内容がそのまま勉強会で出るというよりは、どのような活動を行いどのように授業と結びつけるか、面白そうな活動があれば自ら参加し企画や運営などを行うという、具体的で夢のある勉強会でした。
学生が歩むための道導というよりは学生同士が自分で道を作っているように感じました。これから自分がどうしていくのかについて向き合うきっかけと、貴重な機会をいただきありがとうございました。
地域包括支援学科4年 松田さん
岩手たまごの会さん、そーさぽ旭川さんと活動内容やその思い、課題についても意見交換をし、共に育つ場というのはこういう場をいうのではないかと感じられました。
また自分たちの活動を振り返り、学生のうちから非常に貴重な経験をさせていただいたのだと改めて活動に協力してくださった方々へ感謝の思いを抱きました。加えて、立場を問わず思いを伝え合うことは大切だと感じたため、今後は思いを言葉にする努力をしていきたいと思います。