大型連休を目前に、長崎県内でも新型コロナウイルス感染者数が急増しています。県知事は連休中を「集中警戒期間」とし、不要不急の外出自粛、イベントの中止や延期、在宅勤務やオンライン会議等の緊急要請を出しました。
遠隔授業実施について
本学は4月26日付で、4月30日(金)から5月8日(土)までは対面授業を中止し、全て遠隔授業とすることをお知らせいたしました。自宅での受講に困難がある場合は大学の環境等を利用できますので学事課にご相談ください。
5月10日以降の授業については、長崎県内感染者の状況により6日に決定し、ホームページとJunshinVisionでお知らせいたします。
「恵の丘」の現状
新聞等の報道でご存知のとおり、4月25日に社会福祉法人純心聖母会の事業所であるヘルパーステーション「恵の丘」の職員1名の感染が判明しました。すぐに利用者及び職員全員のPCR検査が実施され、27日現在、職員2名の感染が分かっています。事業所は5月5日まで休業いたします。感染者は自家用車通勤のため、路線バスの利用はなく、本学学生との接触機会は無かったとの報告を受けました。
また、恵の丘の高齢者福祉施設である「恵の丘長崎原爆ホーム」、養護老人ホーム「恵の丘」及び軽費老人ホーム「ときわ荘」の入居者及び職員の感染者は確認されていないこと、原爆ホームの入居者及び職員はワクチン接種を受けていることも報告を受けています。
いのちを守るために
楽しみにしていた大型連休に様々な自粛を要請された皆さんの辛い、悔しい思いを心に留めています。特に、初めての大型連休にもかかわらず帰省できない1年生の皆さん、一日も早く新型コロナウイルス感染が収束し、次の休暇には帰省できることを期待して感染防止に努めましょう。自分だけでなく周りの人のいのちを守るために、これまで通り、注意事項を厳守しましょう。
2021年4月28日
長崎純心大学長 片岡 瑠美子