地域包括支援学科では、社会福祉士国家資格の取得を目指す学生が「相談援助実習」を行います。
今年は25名の学生が、児童、高齢者、障がい児?者福祉施設や市町村社会福祉協議会等で約1ヶ月にわたる実習をさせていただきました。
12月7日(月)、12月14日(月)に今年度の相談援助実習報告会を行いました。相談援助実習報告会は毎年開催しています。報告会では、実習でご指導いただいた実習指導者の方々や来年実習を行う後輩の前で、実習後の振り返りの内容を発表しました。
実習を終えた学生は、教員の指導のもと、実習中に体験した事例をソーシャルワークの視点に基づいて振り返ります。その中でソーシャルワーカーとして求められる知識や技術、援助者としての姿勢への理解を深めていきます。実習後の振り返りは、援助者としての自分の行為や価値観を客観的に見つめることにつながります。
学生一人ひとりの実習での貴重な学びは、今後の学習や実践に大いに活かされるものと期待しています。
実習をお引き受けいただきました機関?施設の職員の皆様、新型コロナウイルス感染症への対応で大変な状況の中、熱心にご指導いただき、ありがとうございました。
相談援助実習担当
飛永 山頭 尾里 大杉