浦川 麻緒里
乳幼児期、そして児童期の子どもたちは、日常生活の中で遊んだり、勉強したり、そして、親や先生、友達など多くの人と関わりながら、さまざまなことを身につけていきます。最近は、こどもの育ちを支える側である保育者に焦点を当て、保育者間の協働に関心を持っています。保育者が、仕事中の自分の困りごとを周囲の保育者に相談できる、ということにどのような要因が影響しているのか。また、保育者の協働性を高めていく集団作りに関する研究を進めています。
子どもがどのように成長していくのかを様々な視点から学び、さらに、子どもや保護者の心に寄り添える保育者?教育者を目指して一緒に学びを深めていきましょう。
基本情報
- 職位?所属
- 准教授
人文学部 こども教育保育学科 - 学位
- 修士（学術?文学）［長崎純心大学大学院人間文化研究科 平成17年3月］
- 専門分野
- 発達心理学
教育心理学
臨床心理学 - 研究テーマ
- 保育施設における保育者間の協働性に関する研究
児童の学ぶ喜びの諸要因とそれがもたらす影響について
担当科目
学部
- 発達と学習の心理学Ⅰ?Ⅱ
- 子どもと人間関係
- 子どもと人間関係の指導法
- 子どもの心理臨床と相談支援
- 保育所実習指導Ⅰ
- 施設実習指導Ⅰ
- 保育所実習Ⅰ
- 施設実習Ⅰ
- 総合演習
- 専攻演習Ⅰa?Ⅰb?Ⅱa?Ⅱb
主な研究業績
| 年月 | 著書?学術論文名他 | 掲載誌名又は学会名 |
|---|---|---|
| 2024年11月 | How the Organizational Management of Leaders Influences the Ease of Help-Seeking Among Childcare Teachers （Submission Number: 8580） | The Asian Conference on Education (ACE2024) Toshi Center Hotel | Monday, November 25, 2024 to Friday, November 29, 2024 |
| 2023年8月 | 日保育現場における保育者の援助要請に関連する要因の検討-協働的風土，被援助志向性，問題に対する内的帰属及び他者からの評価に着目して- | 保育学研究第61巻第1号, 55-66. |
| 2023年8月 | Effect of Childcare Teachers’ Positionson Their Attribution of Responsibility for Problems. | EARLI2023 The20thBiennialEARLIConference for Research on Learning and Instruction 22-26August2023 , Thessaloniki, Greece. |
| 2020年3月 | 実習での子どもの「泣き」に対する学生の困り感に関する検討‐経験ある保育所保育士の関わり方を活用した授業展開を目指して- | 児童教育支援センター年報第14号（2019）,41-50. |
| 2019年9月 | Effective Strategies to Reduce Teachers’ School Stress in Japan : In the view point of changing their own cognition | International College of Psychosomatic Medicine, Florence, Italy.p.23. |
| 2018年2月 | 児童の学校生活及び学習場面における対人関係の発達に関する一考察 | 児童教育支援センター年報第12号（2017）,145-153. |
| 2017年12月 | 小学校教師の長時間労働の要因とその軽減方略に関する一考察－教師の職務に対する認知及び人間関係に着目して－ | 純心人文研究第24号, 203-214. |
| 2015年3月 | 日本の学校教育における児童生徒の「創造力」と学ぶ喜びとの関連についての一考察 | 児童教育支援センター年報第9号,11-18 |
社会における活動
- 子育て支援活動（子どもの発達や育児不安等に関する母親への支援）
所属学会
- 日本教育心理学会
- 日本心理学会
- 日本心理臨床学会
