高齢者の生活環境や生活継続のための支援、支援者の死生観に関心をもって研究しています。高齢者は「最後まで、健康で自立した生活をしたい」と願いながらも現実には多くの問題があり、その思いを貫くことは困難です。このことから、多様なライフスタイルを持つ高齢者に視点を当て、高齢者の生活や生活継続のためのあり方について考えています。
基本情報
- 職位?所属
- 保健センター所長?現代福祉研究所長
教授
人文学部 福祉?心理学科/地域包括支援学科 - 学位
- 修士(社会福祉学)[日本女子大学大学院人間社会研究科博士前期課程修了 2007年3月]
- 専門分野
- 介護福祉?高齢者福祉
- 研究テーマ
- 学生の死生観に関する研究
高齢者の生活継続のための生活支援サービス
担当科目
学部
- 生活支援技術E
- 介護総合演習Ⅰ?Ⅲ
- 医療的ケア
- 医療的ケア演習
- 介護実習Ⅰ?Ⅱ
- 介護の基本Ⅰ
- こころとからだのしくみ
主な研究業績
年 月 | 著書?学術論文名他 | 掲載誌名又は学会名 |
---|---|---|
2012年1月 | 施設利用者の自己のライフスタイルと他者のライフスタイルとの相互関係 ―入所者が捉える肯定?否定の側面から― |
純心人文研究 第18号 |
2012年3月 | 高齢者福祉施設における介護職員の「職務満足」と「職場でのストレス」に関する調査研究 | 純心現代福祉研究 第16号 |
2013年2月 | 一人暮らし高齢者の生活実態とソーシャルサポートの関係 ―長与町社会福祉協議会の食事サービス事業を通して― |
純心人文研究 第19号 |
2013年6月 | 在宅における認知症高齢者への家族介護 ―家族としての福祉専門職の関与が及ぼす効果について― |
純心現代福祉研究 第17号 |
2014年8月 | 社会福祉士養成における相談援助演習の教育内容と展開方法 先行研究の整理と長崎純心大学の教育実践の振り返りから | 純心現代福祉研究 第18号 |
2015年2月 | 相談援助演習の展開における地域福祉の理解 ―フォーカス?グループインタビューによる実態把握― |
純心人文研究 第21号 |
2016年2月 | 相談援助演習と相談援助実習指導及び相談援助実習の連動のための教育プログラムに関する基礎的研究 | 純心人文研究 第22号 |
2016年9月 | 相談援助演習の地域福祉実践における学生の学びに関する研究 大学周辺地域をフィールドとした活動を通して |
純心現代福祉研究 第20号 |
2018年1月 | 介護福祉士養成における「死の準備教育」の必要性に関する研究 ―介護学生へのインタビュー調査をふまえて― |
純心現代福祉研究 第22号 |
2018年2月 | 福祉専門職の継続的な就労の要因に関する研究 | 純心人文研究 第24号 |
2018年1月 | 福祉専門職養成における実習教育と実習先への就職意向に関する研究 | 純心現代福祉研究 第22号 |
2019年2月 | 学生が捉えた高齢者の地域福祉に関する一考察 ―独居?夫婦のみ世帯訪問後の感想文の質的分析を通して―その1 |
純心人文研究 第25号 |
2020年1月 | 原子爆弾被爆者養護ホーム入所者の被爆体験の語りと施設職員の対応と意識 ―施設職員へのアンケート調査を通して― |
純心現代福祉研究 第24号 |
2022年1月 | 対人援助職を目指す学生の福祉サービス利用者への認識に関する研究 ―本学地域包括支援学科の学生へのアンケート調査から― |
純心現代福祉研究 第26号 |
2023年1月 | 高齢者福祉における実践と大学教育における理論の融合 ―純心高齢者福祉研究センターの活動からの一考察―/td> |
純心現代福祉研究 第27号 |
2024年1月 | ソーシャルワーカーの価値と倫理に基づく実践におけるジレンマに関する研究(1) ― 援助者の奮励の裏に潜む「戸惑い」と「もどかしさ」― |
純心現代福祉研究 第28号 |
社会における活動
- 介護福祉士国家試験実地試験委員
- 社会福祉法人長崎市社会福祉事業団 理事
- 長崎市社会福祉審議会 委員
- 長崎県介護保険審査会 委員
所属学会
- 日本介護福祉学会
- 日本介護福祉教育学会
- 日本社会福祉学会
- 日本老年社会科学会