三浦 佳代子
人の認知機能、とりわけ「記憶」について関心があります。異分野とのコラボレーションにも興味があり、現在は、他分野の研究者と一緒にVirtual Reality(VR)技術を活用した展望記憶トレーニングシステムの開発に取り組んでいます。
授業は心理学概論や心理学研究法などを担当しています。科学としての心理学を学んだり、心理学の研究方法を習得することは社会でも役立ちます。心理学を学ぶことの楽しさを一緒に感じてみませんか?
Researchmap: https://researchmap.jp/tetra
基本情報
- 職位?所属
- 准教授
人文学部 福祉?心理学科/地域包括支援学科 - 学位
- 修士(学術?文学)[長崎純心大学大学院人間文化研究科博士前期課程(臨床心理学)2009年3月]
博士(医学)[富山大学生命融合科学教育部(認知?情動脳科学専攻)2015年3月] - 専門分野
- 神経心理学
認知神経科学
健康心理学 - 研究テーマ
- (1)認知機能の評価法に関する研究
(2)認知機能の維持?向上に関する研究(認知機能トレーニングの開発)
(3)上記に関する異分野共同研究
担当科目
学部
- 心理学概論
- 心理学実験
- 心理学研究法
- 学習?言語心理学
- 心理学応用実験
- 心理実習
- 公認心理師の職責
- 発達と学習の心理学Ⅱ
- 長崎の探求
- 専攻演習Ⅰa?Ⅰb?Ⅱa?Ⅱb
- 卒業論文
大学院
- 心理実践実習A?B?C
- 臨床心理面接特論Ⅰ(心理支援に関する理論と実践)
- 心理学特別研究演習
- 人間文化特別研究(修士論文)
主な研究業績
年月 | 著書?学術論文名他 | 掲載誌名又は学会名 |
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2024年2月 | 大人数授業におけるSlidoの効果的活用:双方向性の確保と主体的参加の促進を目指した実践と評価(単著) | 純心人文研究30, 69-81 |
2023年9月 | 心理教科書 公認心理師 精選一問一答1250(分担執筆) | 翔泳社 |
2022年10月 | 心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 第1回~第5回試験解説版 (分担執筆) | 翔泳社 |
2022年2月 | 純心に対するイメージの把握とその活用についての報告~アンケート調査および授業での実践から~(共著) | 純心人文研究 28, 133-152 |
2022年2月 | テキストマイニングによる公認心理師国家試験問題の内容分析~一般問題に着目して~ (共著,第一執筆者) | 純心人文研究 28, 153-161 |
2022年1月 | 心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト 第2版(分担執筆) | 翔泳社 |
2021年12月 | 心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 2022年版 (分担執筆) | 翔泳社 |
2021年3月 | 心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 2021年版 (分担執筆) | 翔泳社 |
2021年3月 | 心理教科書 公認心理師 要点ブック+一問一答 第2版 (分担執筆) | 翔泳社 |
2021年2月 | 公認心理師の基礎と実践 第16巻 健康?医療心理学 第8章 脳神経内科?リハビリテーション領域における公認心理師の活動(共著) | 遠見書房 |
2020年7月 | Dietary patterns during pregnancy and health-related quality of life: The Japan Environment and Children’s Study (共著,第一執筆者) | Plos one, 15(7), e0236330 |
2020年2月 | 心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト (分担執筆) | 翔泳社 |
2019年12月 | 日本心理学会若手の会の紹介 (単著) | 心理学の諸領域 8(1), 1-3 |
2019年11月 | 心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 2020年版 (分担執筆) | 翔泳社 |
2019年4月 | 心理教科書 公認心理師 出る!出る! 要点ブック+一問一答 (共著) | 翔泳社 |
2019年1月 | Changes in the association between postpartum depression and mother-infant bonding by parity: Longitudinal results from the Japan Environment and Children’s Study. (共著) | Journal of Psychiatric Research 110, 110-116 |
2015年6月 | The effectiveness and applicability of compensatory cognitive training for Japanese patients with schizophrenia: a pilot study (共著) | Advances in Psychiatry Article ID 314804 |
2015年6月 | Neuropsychological Characteristics and Their Association with Higher-Level Functional Capacity in Parkinson’s Disease. (共著,第一執筆者) | Dementia and geriatric cognitive disorders extra 5(2), 271-284 |
2014年8月 | Low Frequency of Leisure-Time Activities Correlates with Cognitive Decline and Apathy in Patients with Parkinson’s Disease (共著,第一執筆者) | Advances in Parkinson’s Disease 3(3), 15-21 |
2012年11月 | 『左側頭葉前部切除例における言語性記憶障害と記銘方略の関連 (共著,第一執筆者) | 心理学の諸領域 1, 10-17 |
2009年5月 | 三宅式記銘力検査の各単語対における記銘方略と系列位置効果について (共著,第一執筆者) | 長崎純心大学心理教育相談センター紀要 8, 71-81 |
2008年12月 | 記銘方略と心像統御能力が言語性対連合課題におよぼす影響について : 三宅式記銘力検査を用いて (共著,第一執筆者) | 神経心理学24(4), 275-281 |
社会における活動
- 日本心理学会専門別代議員(第3部門)
- 長崎市ハラスメント調査等審議会委員
所属学会
- 日本心理学会
- 日本神経心理学会
- 日本高次脳機能障害学会
- 日本ポジティブサイコロジー医学会
- 日本衛生学会
- 北陸心理学会