地域包括支援学科 3年

※2024年度入学生より「福祉?心理学科」に名称変更

北村さん

大学で学んでいること

社会福祉士?公認心理師の取得を目指し、「福祉」と「心理」を学んでいます。
「福祉」と「心理」は大学に入学して初めて触れるものだったため、難しいと感じることもありましたが、専門職としての考え方や視点は、自分自身にとって大きな学びとなっています。
また、大学の「学生サポーター」として活動を行っており、「より良い学生生活」を目指して取り組んでいます。活動をとおして、相手の立場に立って考える力や現実を客観視し計画を立てる力を学べています。

好きな授業、おすすめの授業

おすすめする授業は、「心理学実験」と「心理学応用実験」です。
授業では、心理学に関する様々な検査を行い、先生方の指導を受けながらレポートを作成します。レポートを作成することは難しくもありますが、心理学の実験を行う際の留意点やレポートの書き方を詳しく学ぶことができるとともに、心理学の検査に使われる分析方法等への理解を深めることができ、とても良い経験となります。
授業での学びは、その後の論文を読む際の視点や卒業論文を書く際に活用できると思います。

大学生活で成長したと感じることや、自分自身の変化について

自分自身の考え方が変化したように感じています。
元々私は、「やらないからできない」というような考え方を持っていました。しかしながら、福祉を学ぶにつれ「できない」にも様々な背景があり、個人の課題として捉えるのではなく、社会や環境としての課題でもあると考える必要があると感じました。
私自身も「できない」に対して、周りがどのように変化すればできるのか、そのためにはどのような働きかけが必要かと多角的な視点から捉えることができるようになりました。これは私自身の大きな変化だと感じています。

純心大学の良いところ

自然豊かなところが良い点だと思います。周りにご飯屋さんや遊びに行くところがない点は不便と感じるかも知れませんが、その環境のおかげで、大学にいる間は勉強や自分自身にしっかりと向き合え、オンとオフの切り替えがしっかりできます。
また、キリスト教を学ぶことで新しい知見を得ることができました。キリスト教の「隣人愛」という考え方をもとに、周りの全ての方々を自分を愛するように愛し、誰に対しても同じように愛情を持って接するという考えを持つようになりました。私は、「隣人愛」の考え方が大学内だけでなく世界中に広がれば、平和な世界にできるのではないかと考えています。