ゼミ紹介

石田 憲一 ゼミ

私自身の専門は比較教育学で、特にフィリピンの教育制度の研究をしています。しかし石田ゼミでは、ゼミ生自身の興味?関心、教育や保育の現場で感じた疑問や課題意識を大切にしています。先人の研究に学びつつ、卒業論文作成に取り組んでいきます。

卒業研究テーマ

  • 韓国と日本における幼保一元化の取り組みに関する比較研究
  • 壱岐市の就学前教育機関における保育者の障害児への関わりの現状と課題に関する考察
  • 学校経営の視点から見た学校給食のあり方についての研究

岩瀬 由佳 ゼミ

主に、音楽教育?小学校教育に関わる内容について研究します。表現することを通して、どのようにしたら子どもが楽しめるか、そのためにどのような工夫や表現をすればいいのかを実践を通して学びます。
実際に、特別支援学校での音楽交流を毎年行っています。そのたびに、学生も児童?生徒も共に音楽を楽しみ、障害の有無は音楽には関係ないことを実感します。
さらに、ゼミ生それぞれが、音楽を通したテーマや小学校教育に関したテーマを持ち、研究を進め卒業論文を仕上げていきます。
卒業論文は、理論研究と製作研究があります。

卒業研究テーマ

  • 歌を幼児に伝える際の保育者の指導のあり方について~幼児の興味?関心?意欲を高めることに焦点を当てて~
  • 音楽づくりの違いと指導方法について
  • 極小規模校と地域との関わりについて-極小規模校での取り組みを基に-

浦川 麻緒里 ゼミ

ゼミでは心理学領域に関する研究を行っています。学生の興味関心に合わせ、乳幼児期?青年期心理学、また子育て中の親や保育者?教育者の支援など、子どもや子育て支援に関する学びを深めています。3年次にはゼミ仲間とともに心理学研究法の基礎知識を学ぶとともに各自研究テーマを絞り込み、4年次にはテーマに応じた研究手法を用いながら、論文執筆に取り組みます。

卒業研究テーマ

  • 保護者支援の現状と保育者に必要なスキルに関する一考察
  • 大学生の心理的自立に影響を及ぼす要因の検討-親の養育態度と信頼感に着目して-
  • 「こどもたちの居場所」を守る学童保育の在り方

坂本 雅彦 ゼミ

私のゼミの学生は、各自の関心に応じて「人間形成に影響を与えるもの」の一つに注目し、それについて深く考え、研究しています。「人間形成への影響」の範囲は広大です。
そこには教育者からの意図的な働きかけもあるし、“知らず知らず”の影響というのもあるでしょう。3年次にじっくりテーマを絞り込み、4年次の卒論作成へつなげていきます。

卒業研究テーマ

  • 現代社会における低年齢女子児童とその保護者に見る被服?美容への関心のあり方に関する研究
  • 保育場面における子どもの発問に対する保育者の応答 ~保育者主導の保育への見直し~
  • 小?中学校の教師における「見えない学力」の測定?評価に関する一考察―より正当な評価の実現のために―

塩月 悠 ゼミ

私のゼミでは、パネルシアター、手作りおもちゃ、創作絵本などを実際に製作することで、技法研究やより良い教材の検討、考察につなげていきます。3年次には子どもの造形活動の研究として、幼稚園や公民館の講座などを企画し実践します。4年次にはオリジナル作品の製作も行いながら、保育園等現場での実践を通してより良い教材研究の検討、考察を繰り返し、卒業論文作成へとつないでいきます。

卒業研究テーマ

  • ポップアップブックの製作―しかけの研究とその魅力を通して―
  • 保育現場で活用するためのパペット人形の製作
  • さわる絵本の研究―製作と実践を通して―

妹尾 知昭 ゼミ

ゼミでは主に「ことば」と「映像」について研究します。面白い国語科の授業方法や教材を考えたり、方言を勉強したり、会話を分析したり、児童文学や絵本を深く研究したり、アニメ作品をマニアックに(?)追究したり??????。また、理論的なことを勉強したい人、外国語との絡みで日本語を見ていきたい人にも対応しています。受講生の卒業論文のテーマは多岐にわたるため、テーマごとに個別に指導します。

卒業研究テーマ

  • 小学校国語科における「胸キュン教材」の指導法
  • 裏返し構造のジブリ作品?「借りぐらしのアリエッティ」に隠されたメッセージ?
  • 「進撃の巨人」の文学性 ?視点論を援用して?

田中 珠美 ゼミ

ゼミでは、幼児教育?保育について考えます。特に、乳幼児をとりまく環境、子どもの資質?能力を育むための教材、保育内容、また保幼小接続や子育て支援など、様々な点から学びを深めていきます。ゼミ生自身が幼児教育?保育の現場で感じた疑問や問題点など、各自の関心に応じてテーマを設定し、卒論作成につなげます。

卒業研究テーマ

  • ごっご遊びにおける幼児の想像力の育ちについて
  • パネルシアターにおけるオノマトペの効果―創作パネルシアターの実践から―
  • 幼児の食への関心を高める稲作活動についての研究―生産から消費の過程における子どもの育ちに着目して―

濱﨑 久美 ゼミ

このゼミは基本的にはモンテッソーリ教員養成コースで1年次から学んでいる学生が対象です。コース生は卒業論文として5冊の「アルバム製作」と「理論」に取り組みます。
2021年度よりコース生以外に幼児教育現場において子どもにとってのより良い援助とは何かということを学びたい学生、また、モンテッソーリ教育に興味があり、自分で研究したいという学生も対象となりました。ゼミ生自身が、モンテッソーリ教育の視点から保育の在り方や援助者の役割りについて探求し、実践を通して理論を深めながら研究に取り組んでいきます。

卒業研究テーマ

  • 「切る」の困難点への援助について ―日常生活の練習「切る」の副教材を通して―
  • 保育者による環境構成の必要性 -幾何立体に焦点を当てた教具実践から―
  • 子どもの数における三者の一致について ~モンテッソーリ教具「数の棒」を使って~

林 一 ゼミ

林ゼミでは、各自の関心に応じてテーマを見つけ取り組んでいます。内容としては、児童虐待、社会的養護、発達障害、子どもの貧困等で、かなり幅の広いものとなっています。ゼミ生自らが感じた疑問や課題意識を尊重し、そこからスタートして深く考え、研究を進めていきます。 3年次には仲間と共に参考文献等を読み込みながら研究テーマを絞り込み、4年次の卒業論文執筆につなげていきます。


原田 康英 ゼミ

理科教育や幼児の自然や科学との関わりについて学びを深めます。子どもたちに自然や科学の不思議さや素晴らしさを感じさせるためには、どのような授業や保育、どのような環境設定や働きかけが求められるのか、一緒に考えましょう。研究の方法論としては、幼保の施設、小学校などでの実践?調査活動や、科学館、自然の家などで子どもたちと触れ合う活動を通して実践的な学びを目指します。


山﨑 直人 ゼミ

「子どもにとって価値ある教師でありたい」
この思いを実現するためには、教職に関する理論と実践力を身に付ける必要があります。そのために、子どもと共に成長する小学校教師を目指して、仲間と語り合い、磨き合いながら、すべての教科?領域に渡って学びを深めていくゼミです。
教育に関する様々な課題について、文献講読やディスカッションしていく中で、教職の素晴らしさに気付き、自らの理想とする教師像や教育観を確立していきます。 教育実習やボランティア活動も含めて、学んだことや感じた疑問?課題を基に、小学校教育に関わる幅広いテーマを取り上げて研究し、卒業論文を作成していきます。


松本 俊穂 ゼミ

楽器をひくこととは何か、それはプレイすること、つまり「遊ぶ」ことと同じなのです。楽しむことそれが楽器をひくことの根元と考えても良いでしょう。
子どもの遊びはひとりだけでは成り立ちにくいものです。ともだちと一緒に、時にはぶつかり、時には意気投合して楽しさが倍増するのです。 本専攻演習における音楽活動もそのような子どもの気持ちに立ち返り、アンサンブルする楽しさ、あそび道具(楽器)を作り出す楽しさ、 その道具から自分の気にいった音を見つけ出す楽しさを体験しながら子どもの音楽について考えていきましょう。