2025.05.09大学からのお知らせ

新教皇レオ14世誕生を祝して

ローマ?カトリック教会のフランシスコ前教皇のご逝去を受けて、5月8日午後に行われた4回目のコンクラーベの結果、午後6時(日本時間9日午前1時)すぎに、第267代教皇が決定しました。新教皇レオ14世の誕生を心よりお慶び申し上げます。

新教皇に選ばれたのは、アメリカ出身のロバート?フランシス?プレボスト枢機卿で、司教時代には南米ペルーで宣教活動を行ったアウグスチノ修道会の会員です。

聖ペトロ広場を埋め尽くすほどの多くのカトリック信者や観光客の見守る中、新教皇は聖ペトロ大聖堂のバルコニーから、教皇として初めての挨拶と祝福を送りました。

「わたしたちは皆、神の御手の中にあります。ですから、恐れずに、互いに手を取り合い、神と、また、わたしたちの間で一致し、前へ進んでまいりましょう。

わたしたちはキリストの弟子です。キリストがわたしたちに先立って歩んでくださいます。世界にはキリストの光が必要です。人類は、神と神の愛に到達するための橋として、キリストを必要としています。皆さんもどうか手を貸してください。対話をもって、出会いを通して、互いに橋を架けましょう。皆が一致して、いつも平和な、ただ一つの民となりましょう。教皇フランシスコありがとう。???」

 
新教皇のこれからの重責の上に、神の祝福と聖母マリアのご保護をお祈り申し上げます。

私たちも新教皇の呼びかけに応えて、対話と出会いを通して、特に戦地で苦しむ人々、貧しい人々に心を寄せ、平和の懸け橋となることができますように。

2025年5月9日
学長 坂本久美子