大学で学んでいること

現在、「小学校教諭1種免許状」、「幼稚園教諭1種免許状」を取得するために日々学びを享受しています。最近では、「小学校教員養成コース」の講義において、小学校で行われる授業を想定した「模擬授業」を、学生同士で授業者(先生)役と児童役に別れて実践しています。
「模擬授業」が行われる科目は2年次から始まり、3年次9月に行われる教育実習までに10回以上経験します。この「模擬授業」を経験することで、3年次前期になる頃には、多くの学生が小学校の教育現場で通用するような授業を行うことができるようになっていきます。
また、本学の「模擬授業」で身に付く力は授業をする力だけではありません。人前で授業をすることにより、社交性や、字を美しく書く力も身に付いていきます。自分自身の力を引き出し、高めることができるのです。


大学で学んでいること

好きな授業、おすすめの授業

おすすめする授業は、1年次に開講される「キリスト教入門」です。これは全学科共通の必修科目で、カトリック司祭の古巣(ふるす)教授から直々にカトリシズムの精神について学びます。私は元々無宗教ですが、この大学ならではのカトリシズムの精神について学ぶ中で、様々な宗教や、身近な他者の考え方を広く受け入れ、自分自身に活かすことができるようになりました。私の目指す小学校教諭は、キリスト教とは一見繋がりのないように思えますが、「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」というキリストの教えは、どの職業を目指す人にも通用するものだと思います。
ちなみに、純心大学はクリスマスの時期になると敷地内で点灯式が行われ、美しいクリスマスのライトアップを見ることができます。


好きな授業、おすすめの授業

大学生活で成長したと感じることや、自分自身の変化について

人前に立つことが苦にならなくなったことが、私の大学生活における最も成長した部分です。
数々の模擬保育や模擬授業、幼稚園教育実習、小学校教育実習や、児童支援活動という小学校でのボランティア活動を経験する中で、人前に立ち何かをする機会はとても多くありました。これらを経験する前は、準備を万全にして挑んでも緊張のために実践時の記憶が曖昧になり、反省の段階で思い出せないことがありました。しかし、こういった場を多く経験し慣れることで、緊張を必要なものとして受け入れ、程よい緊張感の中で自分らしい実践をすることができるようになりました。


自分自身の変化

純心大学の良いところ

本学の良さは、人の温かさです。互いを認め合い、高め合う精神を多くの学生が持っています。さらに先生方にも恵まれ、私達が実現したい夢への手助けを親身になって行ってくださいます。
また、温かいのは人に対してだけではありません。過去に受講した講義の中で、芋を育て収穫する際、山から降りてきたイノシシによって畑が荒らされていたことがありました。その時でさえ、「イノシシがお腹いっぱいになって良かったね」と学生や先生方が笑顔になり、決してイノシシを排除しようとは考えなかったのです。

「純心大学で学びたい」と考えている方へ

長崎純心大学は、「恵の丘」という地に建てられています。その名の通りに、自然に恵まれ、人に愛されて私達は学んでいます。私は夢の実現に向けて本学で学ぶ中で、入学時よりも目標に対する熱意が確実に増したと感じています。それは、学びに適した環境や人との関わりがあってこそのものです。自分の趣味や特技を活かしたい、夢の実現に向けて自分自身を高めたい、そんな想いがある方はぜひ長崎純心大学に入学し、私達と一緒に知恵の道を歩みませんか。

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