2024.07.19福祉?心理学科

スクールソーシャルワーカーとスクールカウンセラーの仕事について:諫早市教育委員会?諫早市少年センターの方によるお話(地域包括支援論A)

福祉?心理学科、1年次必修科目の「地域包括支援論A」の授業(7/17)で、諫早市教育委員会?諫早市少年センターの4人の先生方から、スクールソーシャルワーカーとスクールカウンセラーの仕事ややりがい、そして、メンタルフレンドについてお話しを頂きました。

スクールソーシャルワーカーの先生は、本学(現代福祉学科)の卒業生で社会福祉士を取得し、特別養護老人ホームでの勤務を経て、現在、スクールソーシャルワーカーとして活躍されています。

これまでの高齢者領域での認知症高齢者との関わりの中で培った援助観についてお話をして下さり、対人援助?支援職の職責の重さとやりがいを分かりやすく語って頂きました。

受講後の感想では、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーの仕事ややりがいについてお話をお聞きし、将来像を描くことができ、頑張ろうと思ったなどの感想やメンタルフレンドとして、ボランティアをやってみたいなど、前向きな感想がたくさん寄せられました。

学生たちは、これから本格的に学ぶ、福祉や心理の学問の奥深さと素晴らしさの一端を垣間見ることができたようです。諫早市教育委員会?諫早市少年センターの先生方、ありがとうございました。

受講した学生の感想

  • 私は今回の講義を受けてこの学科に来てよかったと改めて思いました。私は心理カウンセラーになりたいという思いでこの大学に入りました。でも半年たって心理カウンセラーになるためにはとてもたくさんのことを覚えて行かないといけないと改めて感じました。不安なこともたくさんありました。でもお話を聞いて、心理カウンセラーはとても大切な人だと感じました。靴擦れのように学校に行きたくてもいけない子はいまとてもたくさんいます。その中でみんなが最後は笑顔で学校に行けるような心理カウンセラーになれるようにこれからがんばっていきたいと感じました。
  • 相談援助を受けた人が、福祉の仕事を目指したという話を聞いて、私も相談援助の仕事で相手の悩みを聞いて解決するだけでなく相手に夢や希望を与えられる人になりたいと思った。
  • 今日の講義を聴いて、人との関わりの大切さを改めて感じました。また、様々な視点からの連携によってより良い支援をすることができるのだと思いました。そして、学生でもボランティアで参加できるサポートがあることを知り、自分に出来ることはしていきたいと考えました。
  • 今回はスクールソーシャルワーカーの方に実際にお会いしてお話を聞くことが出来ました。お話を聞いていく中で、私たちの目指す仕事は職責が重いけれどやりがいもあるし、支援する側も学ぶことができ、自分自身を高めることが出来るように思いました。

  • 今日の講義では、自分が将来なりたいとおもっているカウンセラーになる為に取らなくてはならない公認心理師の資格についてやどのような体験をしているのかなど知ることが出来てよかった。また、心理だけではなくソーシャルワーカーなどほかの分野においてもいろいろな体験などを聞くことで分かりやすく、どのような事をしているのかなどを聞けて、心理だけではなくほかの事にも興味をもつことができた。
  • メンタルフレンドなど、ボランティアとして自分も行き、将来に繋げるようにしたいと思った。わたしが将来働きたいと思っている現場で実際に働いている人達の話を聞くことが出来て、すごく興味が沸いたし、これからもっと現場について知りたいと感じました。ボランティアの話も聞けて、メンタルフレンドというボランティアの存在もしらなかったので、すごく興味をもったし、是非参加したいと思いました。福祉に対する意欲がすごく湧き上がりました。参加することにあたって、児童と一緒に楽しみ、挑戦し、笑顔で楽しむことが大切だと改めて感じました。沢山話を聞けて、すごくいい機会になりました。
  • 今日の講義で初めて少年センターというものを知った。今日の講義の中で1番印象に残ったのは不登校の事を靴擦れで例えていた所だった。不登校という言葉は知ってはいるし何年増えてきていることも知っていたのでなんとなく理解した気になっていたがこの例えで不登校である当事者の気持ちを少しだけ理解できた気がした。本人も行きたいのに行けないというのは歯痒いだろうなと思う。そんな子供達の支援をするためにも今日ボランティアのことを知ったので挑戦してみようかなと思う。
  • 今日の話を聞き、私は公認心理師を目指しているのでお話の中で公認心理師としての役割やどのような分野で活躍できるのかについて改めて理解できました。特に最近問題となる不登校指導について靴擦れに例えており、すごく分かりやすかったです。メンタルフレンドの活動内容についてなどの話を聞き興味を持ちました
  • メンタルフレンドの活動により学校に行けない子供達に元気や夢を与えることができるので?参加出来そうならしたいなと思いました?また?ソーシャルワーカーやカウンセラーの働きは子供に大きな影響を与え?学校への不安などを少なくすることができるというような話を聞いて?ソーシャルワーカーになりたいという思いが強くなりました?
  • 今日の講義を受けて、相手の立場に立って考えるということの重要性を改めて感じました。そして、うまくいった声かけや対応がその次の時もうまくいくとは限らなくて、支援に正解はないということを聞いてとても大変だと思いました。ですが、それ以上にとてもやりがいを感じるし、意味のある職業だと感じました。また、スクールカウンセラーのお話を聞いて、元気がなかった子に元の元気を取り戻させたと聞いて本当にすごい仕事だと思いました。そして、メンタルフレンドの話を聞いて、子供の時に体験して、感じたことは大人になっても忘れないと思うし、子供から見た大学生は大人で、でも身近な存在だと思いました。誰かの人生を明るい方向に導くことができることはとても素晴らしいことだと感じました。
  • ソーシャルワーカーやカウンセラーの仕事について深く知ることができた。特に高齢者に対する接し方やクライエントの悩みにどのように寄り添っていくかなどを経験談から学ぶことができ、実際に専門職として働く人から話を聞くことができるとても良い機会になった。また、私は大学生のメンタルフレンドとしての活動を知らなかったため、実際にふれあい学級に通った小中学生にとってのメンタルフレンドの存在の大きさを知り、このボランティアにとても興味を持った。私もこういったボランティアに積極的に参加していきたい。
  • 純心大学の卒業生の話を聞くことができて嬉しかったです。支援に正解はなく状況に応じた対応が必要だと学びました。スクールソーシャルワーカーのお話では、女子生徒が笑顔で登校できるようになったと聞いて専門職はすごい職業だなと思いました。不登校は靴擦れという例えが印象的でした。心理職について聞くことができてとても貴重な時間でした。

 

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