2024.03.22文化コミュニケーション学科

留学(韓国)学生レポート「韓国留学を終えて」「韓国留学記」

韓国留学を終えて

留学先 韓国カトリック大学 プログラム名 姉妹校派遣留学

2023年の1年間韓国カトリック大学に留学しました。この1年間はたくさんの人と関わる事ができ、今までで1番の楽しく有意義な経験となりました。

私は、韓国カトリック大学で大学内にある韓国語を勉強する語学堂と、学科の授業として日本語の会話と作文と言語学について毎日学んでいました。

韓国語の授業では、ベトナムや中国など様々な国の方と韓国語を通して楽しく交流をしながら語学力を伸ばす事ができました。毎日行われる小テストや、中間?期末のテストを通して自分の実力を試すことができ、パワーポイントを作成しての発表や、討論などの実践的な試験などもあり、無理をすることなく毎日楽しく勉強をする事ができました。

日本語の授業の中には、日本語のみで行われていたものがあり、日本に興味のある韓国人と交流する事ができました。自分の知らない韓国と日本の文化の違いなどを授業で学ぶ事ができました。日本語授業を受けることで、先生としての教え方や、日本語を勉強する人の勉強方法などを学ぶ事ができました。

留学先での友人関係については留学前の不安の一つだったのですが、留学生歓迎会や新入生歓迎会などを学校や学科単位で行なっていたのですぐに友人を作る事ができました。趣味の合う友人もできプライベートで遊びに行くことも増えとても充実していました。友人との会話では韓国語の授業では学べない実践的な現地での会話を体験することでより自然な韓国語で交流する事ができました。

語学堂では、毎学期韓国文化体験の授業があり、ロッテワールドに遊びに行ったり、武道の体験をしたりしました。その中で私が一番思い出に残っているものは今まで学んできたものを披露する発表会です。その発表会で私たちのクラスは授業の中で学んだ七夕についての劇を行いました。みんなでお互いのセリフの発音を確認し、踊りを考えるなど一生懸命練習をして、団体一位になり賞金をもらいました。

留学プログラムの一つとしてバディープログラムというものがあり、一対一で日本に興味のある方と繋がって留学生活のサポートをしてもらうというものもありました。また韓国の大学にあるCUBIGというサークルの方々が私たち留学生をサポートしてくれたので、生活で大きな不自由はありませんでした。

この韓国カトリック大学で経験したすべてのことを大切にしてこれからの生活に生かし、今の気持ちを忘れずに言語の勉強を続けて、これまで以上に頑張っていきたいです。

韓国留学を終えて

留学先 韓国カトリック大学 プログラム名 単位互換留学

2022年8月から12月まで、約4ヶ月間の間韓国カトリック大学に交換留学をしました。韓国と日本は同じ東アジアに位置し、近いながらもさまざまな相違点があります。私は中学生の頃からK-POPや韓国の美容文化に興味を持っており、韓国の文化を日常生活の中で経験したい、また韓国を通して色んな文化で育ってきた人々を関わり、自分の視野を広げたいと思ったのが留学を決めたきっかけでした。

私は韓国語が読めて、少しだけ話せるという状態で韓国に出発しました。韓国カトリック大学への交換留学は一人だけだったので最初は心細く、一人で生活はできるのだろうか、短い間で韓国語力は上がるのかと不安でしたが、留学を終える頃にはたくさんの友人ができました。あっという間に時間が過ぎ、とても満足した留学となりました。

韓国カトリック大学では、語学堂の授業と学部の授業を受けました。語学堂では、語学留学生とともに一日4時間、韓国語の授業を受けることができます。学部の授業では、日本と韓国のコミュニケーションの違いと、日韓比較文化についての授業を受けました。授業では、生徒同士で話し合う時間が日本に比べて多く、積極性がかなり求められることにおどろきました。先生と生徒の距離も近く、先生がコーヒーを買ってくださり、みんなで雑談する時間や野外学習で大学を出て博物館に行ったりなど、仲が深まりやすい環境が多くありました。

トウミという大学内の韓国人と交流できる制度があり、学校外でも放課後に友人たちとカフェで話したり、学祭に行ったり、W杯の時期だったので日本人と韓国人の友人とサッカー鑑賞をしたりと、大きなトラブルもなく楽しく過ごすことができました。また、生活に慣れると一人でご飯を食べに行ったり、ショッピングもできるようになり、昔から興味のあった美容文化にもたくさんふれることができました。日本にはない美容施施術や、話題になっている美容アイテムがすぐに試せる環境は、韓国にいるからこそできることだと思います。

4ヶ月と短い間でしたが、この韓国留学を通してコミュニケーション能力がとても高くなりました。外国で近くに頼れる人がほとんどいない中での生活は自分から動かないとなにも成長しないことを学び、日本に帰ってから、これまで緊張していた人や場面でも物怖じせずに話せるようになりました。韓国語を上達させながら異文化を学ぶ面白さを知り、自分を成長させるきっかけになった韓国留学をして本当に良かったと思います。


韓国留学記

留学先 大邱カトリック大学 プログラム名 単位互換留学

半年間、韓国の大邱カトリック大学に留学しました。高校時代からK-POPや韓流ドラマが好きで、大学生で韓国留学することを目標にして、独学で韓国語を勉強していました。韓国人と交流する機会を得るために、韓国の高校生の自宅にホームステイをするなど、積極的に学習を続けてきました。しかし、純心大学に入学した時期がコロナ渦だったこともあり、留学に行けるかどうかとても不安でしたが、無事留学のチャンスを得ることができ、留学を決心しました。

韓国留学において、私が一番努力した点は、大学での講義です。語学堂に行って韓国語の勉強をするか、大学の授業を実際に受けるかどうかを選択することができたのですが、私は独学で韓国語を学んでいたこともあり、大学の授業を受けることにしました。初めは授業について行けるかどうかかなり心配で、緊張していました。しかし、先生方がとても親切にしてくださり、分からないことはすぐ質問したり、拙い韓国語でもできるだけ口に出すことを心がけました。そういったことが自分の成長につながり、積極的に行動できるようになりました。日本にいて自分で韓国語を勉強していたときには感じることのできなかった、現地の人たちと話してみて、通じなかった悔しさや言いたいことを口に出せなかったという悔しさが、より一層勉強したいというバネとなり、コミュニケーション能力の向上につながりました。
私は純心大学で日本語教師の資格取得のための講義を受けていますが、海外(韓国)で日本語がどのようにして教えられているのか知りたく、韓国の大学でも日本語文法の授業を受けました。そこで出会った友人達は日本のことが大好きで日本語を必死に勉強しており、日本人である私に積極的に話しかけてくれました。日韓お互いの文化や流行、言葉などを年齢関係なくおしゃべりしていた時間は非常に貴重なものでした。

留学先で出会った友人達とは今でも連絡を取り合うくらい、とても大切な存在となりました。授業で分からないことがあったらすぐに助けてくれたり、プライベートのことでも相談に乗ってくれたり、学校帰りや休日には韓国料理を一緒に食べに行ったり、挙げるときりが無いくらいたくさんの思い出を作ってくれました。

半年間という短い期間でしたが、そこでの生活を支えてくれた人たち、出会った全ての人たちに感謝の気持ちを忘れず、これからもこの留学で経験した多くのことを糧としながら、より一層成長していきたいと思います。

韓国留学を終えて

留学先 大邱カトリック大学 プログラム名 単位互換留学

2023年に韓国の大邱カトリックに留学しました。高校生の時に韓国のアイドルを好きになり、ドラマやファッション、食べ物が日本でも流行し始め、より一層韓国に興味を持つようになりました。授業で韓国語の授業を受け、もっと韓国語を勉強したいという気持ちと、日本語教員として働く道を少しだけ考えており、将来のために新しいことに挑戦しようという気持ちで留学を決意しました。約4か月間の留学生活で、初めての海外、初めての共同生活、初めてのことばかりで不安だったのを覚えています。

韓国では、大邱カトリック大学の学部の授業一教科と、語学堂に通って勉強していました。学部の授業は韓国人と受けるもので、私は韓国語のレベルが低く、学部の授業内容の理解が難しかったため、語学堂に通っておいてよかったと思います。語学堂には、「韓国語」を学ぶために様々な国の留学生が通っていたので、韓国人以外の友人も出来ました。お互いの国の食べ物を作ってプレゼントしたり、一緒にご飯を食べに行ったりと、留学しなければ出会えなかった人たちとの思い出は一生忘れられないものになりました。出会った韓国人も優しい人達ばかりで、仲良くなりたいという気持ちが韓国語を上達させました。韓国語でうまく話せなくても笑顔で話を聞いてくれて、そのおかげで積極的に話しかけることができたように感じます。

初めは韓国語で話す自信がなく、留学生ともコミュニケーションを取れていませんでしたが、語学堂で学んだことで話せるようになり、寄宿舎の留学生と毎日話すようになりました。私たちは交換留学生として短い期間の留学でしたが、他の留学生は韓国の大学を卒業すること、韓国で働き生活することを目標に語学堂に通っていて、一人ひとり韓国語を学んでいる理由が違うことが分かりました。未成年の留学生がいたり、戦争の話を聞いたりして、日本で大学に通っているだけでは経験できなかったことが沢山ありました。

最後に、一緒に留学した二人の存在は、私にとって心の支えでした。大変な時もありましたが、同じ部屋で毎日話して笑うことができていました。留学生に優しい人達が多かったのは、生活の大変さが理解できるからだと思います。勇気を出して手を貸すこと、手を借りることも大切なことです。

留学では勉強だけでなく、韓国料理を食べたり、旅行したりととても充実していて、悔いなく留学生活を終えることができました。留学できたことに感謝して、残りの大学生活も頑張りたいと思います。


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