こども教育保育学科では、2年次に実施される幼稚園教育実習に先立ち、1年次の2月に「幼稚園一日体験学習」を実施しています。
今年度は、長崎市?時津町の幼稚園(5ケ園)のご協力を得て、体験をさせて頂きました。実際に子どもと関わることで、子どもの発達や特徴を知り、園生活の流れや保育者の仕事内容について理解を深めることができました。
- 【期日】 2024年2月5日(月)、6日(火)
- 【体験幼稚園】長崎市内の幼稚園4ケ園、時津町の幼稚園1ケ園
- 【参加者】こども教育保育学科1年生全員(学生は10~15名に分かれて参加)
K園(長崎市)での写真と学生のコメント
子どもとの関わりの様子
絵本を読んだり、腕相撲をしたり、子どもたちは大学生に遊んでもらって、とても嬉しそうでした。大学生もすぐに子どもと仲良くなり、会話も弾んでいましたね。体育教室に参加したり、絵画や楽器演奏の様子を見学して大変勉強になりました。
園長先生や保育者の話&反省会
先生方が学生の質問に丁寧に応えてくださり、保育の仕事について色々と教えてくださいました。おやつも頂き、とても美味しかったです!
印象に残ったこと、難しかったことなど(学生の感想より抜粋)
- 園長先生のお話で、幼稚園は子どもたちを保育することが目的ではなく、人間関係を育成させることがメインと述べた所で、保育者と子どもとの信頼関係を大切にすることが大切だと述べられたところが印象的でした。
- 保育者の関わりや園のカリキュラムが子どもたちに大きな影響を与えるというのを、生き生きとした子どもたちを見て印象強く残っています。
- 園の先生との話し合いです。授業では保育や幼稚園のことについて学んでいましたが、実際に見て先生方と話すことが少なかったのでとても新鮮味があって深い学びになりました。授業で習ったことはもちろん、それを応用した内容も出てきて、とてもいい経験ができました。
- 話すのが苦手な園児に対してどのように声を掛けた方がいいのか、どのように接した方が上手くコミュニケーションが取れるのかが難しかったです。
- 一人の子どもの活動に集中してしまい他の子ども達の活動に目を向けることができない場面が多くありました。将来保育士になって、子ども達を広い視野で見ることが大切だと今回の体験で感じたので私の課題となりました。