ドローンのプログラミング(総合的な学習の時間の研究)
「総合的な学習の時間」の単元設定で、『ドローンを使用するに至る課題と解決策、その結果を考える』という課題の基、ドローンを使ったプログラミングを行いました。
体育館で、実際にプログラミングした通りに動いたかを実践しています。
11月7日
11月14日 発表日
授業の前から自分たちでうまく操作できるか練習していたようです。場の設定を、三角コーンやフープ、椅子などを考えて使って準備していました。
それぞれの班の動きです。
A班 課題「畑仕事で敷地面積が広く、水やりや肥料まきに時間がかかる上に労力の負担がある。」
解決策として「ドローンを使って水?肥料をまく」ことを考えました。結果は「ドローンを使用することで、時間があまりかからず、水や肥料を書くことが出来た」という設定を考えました。
B班 課題「海や川の水質汚染はどこから来ているのか」
情報収集?問題として、「高所や危険を伴い場の点検」が考えられ、解決策として、「ドローンを使って川や海を撮影し原因を見つける」としました。結果は、「汚染地区の真上から撮影できたため、原因や場所が分かった」という設定を考えました。
「かなり高く飛んだけど、これプログラミング合っている?」「障害物も置いてるけど、そこまで高くする必要あったのか?」
受講学生の感想
- 「ドローン」というと、操作しながら飛ばすイメージだったので、プログラミングでドローンを飛ばすと聞いて驚きました。今回、プログラミングでドローンを飛ばしてみて、その過程で状況を想像しながら考えることが少し難しかったですが、楽しかったです。また、専門的な言葉が難しかったですが、アプリでどのように動くかシミュレーション出来ていたので、機械を使うのが苦手な人でも安心して使えるのではないかと思いました。
- 他のグループの発表を見て、様々な状況でいろいろな飛ばし方があることが分かり、ドローンもたくさんの活用方法があることが分かり、勉強になりました。(松井)
- プログラミングそのものは、想像よりも簡単な物なのではないかと言う思いがあり、動きを想定して考えることが楽しかったです。プログラムを作ることをしたことはあったのですが、実際に物を動かしてことはなかったので、楽しかったし想像通りにドローンが動いたとき、嬉しかったです。ただ、座標によって斜めに動くため、平面的な考えではうまくいかないと思いました。ですから、空間把握能力が鍛えられました。(日吉)
- 私は、畑仕事を行う人に目を向け、水やりや肥料を撒く際にかかる労力の負担をドローンを通して解決できるのではと考え、今回畑の形を想定しながらドローンを飛ばしました。私自身、ドローンを飛ばすことは初めてで、着地したい場所に着地することはできませんでしたが、プログラミングだからこそ味わえるドキドキ?ワクワク感を感じられて楽しく活動することができました。私は、4月から小学校の先生になり、プログラミング教育を行う立場となるので、今回の経験を活かしていきたいと思います。(戸村)