大連大学日本語学院学生と、学生の自主活動団体「長崎純心大学DBS(Dialogue Beyond States)」の学生は、2021年10月17日、11月7日、11月28日の3回、平和交流会をオンラインで行い、「平和共同宣言」を作成しました。
平和交流会の参加者は、大連大学日本語学院の学生7名(肖氷氷、呂晨浩、謝孫炜、王硕、李洋洋、孫卓、陳雲峰)、長崎純心大学DBSの学生5名(川口?伽、中川優里。以上2名、文化コミュニケーション学科3年。中嶋彩華、長谷川麻里菜、濵﨑悠花。以上3名、文化コミュニケーション学科2年)の12名。
友情と敬意に満ちた和やかな雰囲気の中で、「私たちにとって平和とは何か」「どうすれば平和な世界を築くことができるか」「そのために私たち若者に何ができるか」の3つのテーマで話し合われました。
一ヶ月余りにわたる話し合いの結果、以下の9項目について意見が一致し、11月28日の第3回 平和交流会で、「平和共同宣言」として全会一致で可決しました。
- 世界情勢に目を向け、互いの国について知ろうとすることで国家間の友好を目指す。
- 若者同士での国際交流の機会を設け、この平和交流会のような対話や話し合いの機会を増やす。
- 日常生活を大切にし、家族や友人との良好な関係を築く。
- 他者の気持ちを理解しようと努力し、お互いの意見を尊重することができる関係を築く。
- 自国の文化や伝統を知ってもらうための情報発信をし、一方では異文化理解に努める。
- 若者がそれぞれの生活や状況に応じ自分にできる平和のための活動を行い、継続する。
- 戦争が悲惨な世界をつくるということを忘れない。
- 先入観や偏見を持たず、互いの違いを認め合う。
- 国家間の歴史、宗教、政治、文化、人種の違い等を互いに認め、同じ人間として互いを尊重し合って生きていく。
担当:荒木 慎一郎