本学の古巣馨教授による著作『ユスト高山右近 いま、降りていく人へ』(ドン?ボスコ社、2014年)の韓国語版が韓国カトリック新聞社より出版されました。
日本語版 表紙
本書は、高山右近(1552~1615)の生涯について、カトリック司祭である古巣教授が著しており、韓国語版の出版は高山右近の列福1周年を記念したものです。
戦国時代のキリシタン大名であった高山右近は、豊臣秀吉から棄教を求められても信念を曲げず信仰に生き、最期は追放の地マニラで生涯を終えました。2016年ローマ教皇フランシスコによって福者として認められ、2017年2月7日大阪で列福式が行われました。
韓国のカトリック教会は、高山右近の生き方を現代のアジアの平和と福音化の懸け橋にしようと、同署の翻訳を手掛けました。