授業(大学グッズ用のデザインを考える)で学生がデザインした中から、5作品を選出。学内の学生や職員によるアンケート(投票)の結果、上位2作品をクリアファイルとして完成させました。
出来上がったクリアファイルを見て、デザインが採用された学生はもちろん、授業を受講していた他の学生たちも、自分たちで考えたデザインが形になることの楽しさや、年代によってデザインの好みが違うことを実感していました。
クリアファイルは、オープンキャンパスに参加した高校生や保護者に配布しました。どちらか好きな方を選んでもらうようにして配布したので、高校生や保護者の好みも最終的にわかります。
完成したクリアファイル
こども教育保育学科 釘尾 実月さんの作品
坂を上ったら、マリア様がいるというデザインです。マリア様の後光は「JUNSHIN」。ステンドグラスの坂にも「JUNSHIN」の隠れ文字があります。
完成したクリアファイルでは、デザインの段階では無かった「JUNSHIN」の隠れ文字が入ったり、マリア様の周りのキラキラが黄色から透明になったりしています。ちょっとしたセンスの校正は、講師の江副氏(あおいろデザイン代表)によるものです。やはり、プロの手が入るとカッコよくなります。
地域包括支援学科 岩澤 あかりさんの作品
青は、長崎純心大学のスクールカラー。男性も本学にはたくさん在籍していますよ、というアピールで、表に男の子をデザイン。前髪は、大学の学章をモチーフにして手書き風のタッチを大切にしました。顔の周りの英字(大学名)の配置は、講師の江副氏に考えていただきました。
最終授業(2020/7/25)
全8回の最終授業では、出来上がったクリアファイルを見たり、お互いに授業で学んだことなどをまとめたりして、パワーポイントでチームごとに発表しました。
そして、「純心の継承と開発Ⅰ」で学んだクッキーづくりからつながった学びが最後です。シスターが作っている伝統スイーツ(純心クッキー)を学生が継承していくための学び。「純心クッキー」と命名したのは受講した学生たちです。
販売に向け、パッケージ缶の中に入れる栞の言葉を考えました。お客様の手元に届く、手作りクッキーと自分たちで考えた言葉。皆様の手元に届くのは、もうすぐです。
(文責 岩瀬由佳)
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