2021年9月11日、12日、19日、20日に社会福祉法人南高愛隣会利用者サービス評価調査を行いました。
南高愛隣会と本学は2018年に包括連携協定を締結しています。締結が行われ、今年で4回目となる利用者サービス評価調査を実施しました。
今年度の調査も昨年度同様、コロナ禍の影響によりオンライン(Zoom)を用いて調査を行いました。調査は、利用者(調査対象者)の方から聞き取って学生(調査員)が調査票へ記入する「他計式」で、あらかじめ決められた質問項目を順番どおりに実施する「構造化面接調査」で行いました。
調査の前には、調査員となる学生に対し、南高愛隣会の職員及び本学教員による事前トレーニングが行われました。
なお、本調査の結果は南高愛隣会の利用者への支援に活かされます。
学生感想
- 実際に参加してみるととても気さくな利用者さんや明るい方が多く、趣味などを持って自分の人生を楽しんでいる方ばかりで、自分が勝手に持っていた利用者の方のイメージが大きく変わりました。それと同時に、障がいのある方の暮らしについての印象も大きく変わりました。
- 私は、前期の講義で社会調査の基礎を学習し、その知識を基に実践を通して力をつけたいという目的を持って参加しました。施設の利用者の方と接する機会や、自身が調査員になる機会はめったにないため、非常に良い経験となりました。
- 調査を通して、施設で暮らす様々な方の生活の仕方や、その背景について考えさせられました。日々を幸せに過ごすには、人として尊重される生活が送れているかということの他に、その人にとって何が幸せなのかを知って、それを如何に実現させていくかが大切だと感じました。